
MP-S01
MP-S01 標準モデルの特徴
1. SNMP 監視基本機能
2. 内蔵警告灯( LED, BUZZER )
3. M.2 SSD 256GB 搭載(長期にわたるロギング設定が可能)
内蔵警告信号灯
Monitoring Pizzabox の筐体に搭載されています。
SNMP等で制御できる積層信号灯は、通常、ネットワーク接続が可能となっています。同様の制御がシミュレーションできるよう、Monitoring PizzaBox 上にLED(赤、黄、緑)を筐体上に配置し、検出した深刻度に対応したシェルスクリプトで制御します。PC 上に信号灯の GUI も並行して表示でき、警告音が煩いと感じる場合は手動でOFFにすることができます。
下図は、PCの画面上に表示した警告信号灯モニター用GUIでアラームの強制解除と電子ブザーが発する警告音を手動でOFFにすることができます。

本体各部の名称と働き

① USB type-C コネクタ(電源専用)
本体の電源アダプタを接続します。(本体付属の電源以外接続しないようにお願いします。)
② マイクロ HDMI コネクタ
ディスプレイを接続できます。4K モニターにも対応していますが、本体の負荷を考えると2K以下の解像度のものを推奨いたします。
③ 警告信号灯LED
赤:致命的障害 黄:障害警告 緑:情報 を意味しますが、スクリプトの内容により変更可能です。
④ 電子ブザー
警告信号灯の点灯と同時にブザー音で警告を発します。GUIスイッチにより消音に設定することができます。
⑤ 内蔵警告信号灯リセットボタン
警告を発するLEDやブザー音を一斉にリセットすることができます。
⑥ USB2.0コネクタ
一般的なUSBコネクタです。キーボードやマウスを直接接続することで、Monitoring PizzaBox を直接操作できます。(通常はVNCなどのリモートデスクトップソフトにより遠隔操作します。)
⑦ USB3.0コネクタ
高速転送が可能なUSB3.0規格のコネクタで、外部へデータをエクスポートする場合にUSBメモリー等の周辺機器を接続します。
⑧ LANコネクタ
LANケーブルにより、構内ネットワークに接続します。
⑨ 通気口
強制空冷のための通気口です。塞がないように注意してください。
⑩ セキュリティーシール(重要)
このシールが剝がされると、無償保証期間中であっても修理を承れません。
同様に、有償保証期間中であっても修理を承れません。
※ 筐体やボタンの色、デザイン等は予告なく変更することがございます。
周辺機器との接続

稼働し始めたら Monitoring PizzaBox は、RealVNC を使用し遠隔操作できますので特にディスプレイやマウス・キーボードは必要ないのですが、IP アドレス などの初期設定は直接操作が効果的です。社内のネットワークインフラやテスト用ネットワークには、上図のように接続してください。そのうえで、ネットワークインフラの IP アドレスに合致するように固定 IP で運用してください。( DHCP での運用はサーバーが行方不明になる可能性があるためお奨めしません。)
ネットワーク接続
Monitoring PizzaBox のIPアドレスの工場出荷時の初期値は以下のように設定されています。接続先のネットワークの状況に合わせて変更してください。
本体の初期 IPアドレス:192.168.100.10
サブネットマスク:255.255.255.0 (24)
IP アドレスを変更後、Monitoring PizzaBox を再起動する。(デスクトップのメニューから再起動してください。)
電源の入れ方と切り方
Monitoring Pizzabox の同梱のマニュアルに搭載されています。
■ 電源の入れ方:電源は付属の USB Type-C 電源を差し込むことで投入されます。
■ 電源の切り方:Monitoring PizzaBox のデスクトップメニューからログアウトし Shutdown してからLANコネクタの
LEDの消灯を確認します。Type-Cケーブルを抜くタイミングは以下を確認してください。
【電源を抜くタイミング】
外観写真⑧のLANコネクタに付いているLEDが完全に消灯してから30秒以上経過してからUSB Type-C 電源コネクタを抜いてください。抜くタイミングが早い場合、SSD 等を壊すことがありますのでご注意ください。